IMF・国際通貨基金のラガルド専務理事は18日に、スイスなど加盟国からの資金拠出を歓迎する姿勢を示し、これまで加盟国から3200億ドルの拠出表明があったことを明らかにしました。
ラガルド専務理事は、これまでに何度も「危機への対応と世界経済の安定促進に少なくとも1兆ドルの財源を必要とし、IMFの財源増強に最多5000億ドルが必要だ」と強調してきました。またラガルド専務理事は、20日から始まる世界銀行とIMFの春季総会で4000億ドル程度の追加拠出を確保することにも自信を見せました。
この日ラガルド専務理事は、世界の景気はある程度好転しているとしながらも、「勢いはまだ弱く安定性に欠けている。このタイミングで各国が連携を強め、景気回復をさらに推進していかなければならない」と述べました。
世界銀行とIMFの春季総会は20日から22日までワシントンで開かれる予定です。期間中、G20の加盟国も会合を行うことになっています。(ミン・イヒョウ、吉野)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |