エイサギレ局長は、「欧州債務危機の見通しはヨーロッパ諸国の政治行動次第だ。ヨーロッパ諸国は一層大きな努力を払い、欧州債務危機のリスク軽減を図り、銀行融資の不足問題を解決するべきだ。そうでなければ、世界経済は深刻な影響を受け、ラテンアメリカの経済成長の見通しも楽観視できない」と指摘しました。エイサギレ局長はまた、「これらの努力を果たすには、先進国と新興国が協力することが必要だ」と強調し、ラテンアメリカ諸国に向け、財政準備金の再建、より柔軟性のある通貨政策、変動相場制の採用などを通じて、今後世界経済が一連の不安定要素に直面した際に備えるよう提案しました。（白昊、中原）暮らし・経済へ