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ソウルサミットで、核の安全を検討

2012-03-21 15:24:03     cri    

























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 今月26日と27日、第2回核安全サミットが、韓国の首都、ソウルで開催されます。50の国や国際組織の代表が出席する予定です。中国の胡錦涛国家主席も出席し、核安全に関する中国の政策と取り組みを述べます。

 核安全サミットは2010年、米国のワシントンで初めて開催され、今回、ソウルで2回目が開かれます。

 このサミットの背景について、中国国際問題研究所の曲星所長は、「この数年、核施設の建設や、原子力発電で大きな発展を収めており、より多くの国が核の開発の能力を持ち、または核開発を利用している。しかし、核利用の普及の一方で、地域戦争や衝突、貧困問題が起きており、テロ行為を誘発する要素が頻繁に生まれている。このため、核施設の安全や核燃料の運搬、備蓄、処理が、大きな課題となっている。このような背景のもとで、2010年のワシントンサミットに続き、今年にソウルで開催されるわけだ」と語りました。

 核の開発と利用は、20世紀の偉大な科学技術による成果の一つです。21世紀に入って、気候変動への対応、エネルギー安全保障の確保など、核資源の需要は大幅に増し、すでに各国の経済や社会発展と緊密に関わっています。去年1年だけで、およそ60カ国がIAEA・国際原子力機構に原子力発電所の建設を申請しました。しかし、各国の技術のレベルや管理には差があり、その運営や運搬、処理などの段階で、リスクが潜んでいます。これに対して、曲星局長は、「一旦事故が起こったら、一つの国だけの事ではなく、国際的に対応すべきだ。国際社会は、健全な法律制度、情報の共有、科学技術の交流で、協力を強化すべきだ」と語りました。

 中国は、これまでずっと核の安全を重視してきました。中国は、核物質防護条約と核テロリズム防止条約を批准し、調印した最初の国のひとつです。国際的な核安全協力にも、中国は積極的な態度で対応しています。中国は、核テロ防止条約を発足させた国の一つであり、多くの国と二国間の交流を続けています。去年の中・日・韓首脳サミットでは、3カ国の首脳が、原子力発電の安全で協力しようと合意しました。また、中国は、発展途上国にも協力し、関連する人材を育成しています。2010年のワシントンサミットで、胡錦涛国家主席は、核安全の国際協力で、より役割を果たしていくと約束しました。

 ソウルサミットに先立ち、ワシントンサミットでの提案が実行可能とする行動計画に変わるのか、注目されています。(イツゴウ、山下)

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