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対外貿易は今年も輸出超過の見込み

2012-03-15 16:55:58     cri    

























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 中国税関総署が発表した最新データによりますと、中国の2月の輸出入総額は先月より29.4%増え、2604億3千万ドルだったということです。そのうち、輸出は18.4%増え1144億7000万ドル、輸入は39.6%増え、1459億6千万ドルで、2月は314億9000万ドルの輸入超過でした。これは、これまで10年間の1ヶ月の輸入超過の記録を更新しているということです。これに対して、商務省の報道官は、輸入超過は様々な要因によるものだが、季節によるものが最も大きいため、輸入超過は長くは続くことはないと述べました。

 瀋丹陽報道官によりますと、これまでの状況によれば、旧正月前後の対外貿易は、「旧正月前は輸出、旧正月後は輸入がメイン」という特徴を呈することがしばしばあります。「2月はちょうど旧正月直後になるため、輸入が盛んだった。昨年の2月は旧正月の大型連休があり、輸入の基数が元々低いことから、データ的にだけみれば今年2月の輸入増加の速度が速かったということになる。一方で、季節別による税関の集計によれば、今年2月の伸び率は僅か9.4%で、一桁以内の増加に留まっているに過ぎない」

 また、昨年も1月と2月は輸入超過になっていました。これは、第一四半期は輸入が多く輸出が少ないという特徴に一致していることを物語っています。このため、この状況は長く続くとは考えられません。「全体的にみれば、今年は輸出超過になると予測される。しかし、超過幅は減少しつつあり、GDPに占める割合も下がるだろう。実際のところ、ここ数年の輸出超過のGDPに占める割合は減り続けている。今年も更に下がっていくだろう。中国の輸出入は一層バランスが取れるようになる」

 均衡のとれた輸出入を実現するため、商務省は一連の政策と措置を講じています。

 「今年1月と2月のデータだけでは、今年全体の対外貿易の状況を説明することはできない。不確定、不安定な要素が多く、中国国内および海外の国々の環境も変わる可能性がある。しかし、安定した対外貿易政策を保つ必要がある。それは、安定した成長や構造調整、および均衡を保つことだ。」

 アナリストによりますと、旧正月の影響で、第一四半期のこれまでの対外貿易は輸入超過になりがちですが、通年では輸出超過になるという特徴があるということです。一方で、欧州債務危機が徐々に解決されるにつれて、世界的に経済成長の可能性が増え、中国の輸出も回復すると思われます。このため、今年の輸出入は10%増加という政府の目標が実現する可能性は大きいと予測されています。(閣、高橋)

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