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中国、対外援助をいっそう拡大

2012-03-16 12:58:35     cri    

























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 全人代、つまり全国人民代表大会の第五回会議は閉幕したばかりですが、中国の発展は世界の注目を集めており、なかでも今後、中国は後進途上国への援助をいっそう拡大すると発表したことが海外では話題となっています。長い間、中国は自国の経済発展を図ると共に、対外援助に取組み、途上国間の共同の発展を求めています。  

 1949年の新中国成立から2009年までに、中国の対外援助総額は2500億元に上り、そのうち、無償援助は1062億元となりました。しかし、1人当たりの消費額が1.25ドル未満という人口が1億人以上に達する中国にとって、以上のような対外援助の規模は自国の発展に大きなプレッシャーともなっています。

 中国の対外援助は多くの途上国で見られます。アフリカでは道路や鉄道の敷設工事が、バングラデシュでは橋の建設工事が行われ、これら援助は新中国が成立してから、一番困難な時期でさえ止まったことはありませんでした。

 中国国際経済交流センターの魏建国事務局長は20年間も中国商務省に勤め、主にはアフリカとの交流に携わりました。中国の対アフリカ援助について、魏建国事務局長は「中国はタンザニアで総延長1800キロの鉄道を敷き、ザンビアの首都ルサカからタンザニアの首都ダルエスサラームの間に75本の橋と200のトンネルを作った。これらの建造工事に中国は1万人以上の従業員を派遣し、そのうち約100人が現地で命を失っている」と述べました。

 中国の対外援助は「無条件の援助」という原則に基づき、いかなる政治的な条件も付きません。このほど、一部の海外メディアは「中国の対アフリカ援助は資源を獲得するためだ」と報道しましたが、これを受けて中国の傅自応元商務次官は「中国は友情を念頭に置き援助を行ってきた。これは疑いのない事実だ」と強く反駁しました。

 いかなる国の発展もその自主的能力に頼らなければなりません。中国の対外援助では、援助する国の人材育成や技術向上に力を入れ、インフラ施設の建設に取組み、その発展の基礎を強固なものにすることに重点を置いています。

 ここ数年、中国の対外援助は、途上国の民生改善を主要な任務にしています。2009年末までに、中国は途上国で442のインフラ整備プロジェクト、687の公共施設プロジェクトを実施し、70以上の国に2万人余りの医療関係者を派遣して1億人以上の患者に治療を施しました。

 今後の対外援助について、国務院発展研究センター対外経済研究部の張小済部長は「ボランティアの派遣拡大」を提案しました。これについて、張部長は「ボランティアの派遣は現地の住民に親近感を与え、相互理解や文化の交流を促がすほか、中国企業のアフリカ進出にも大きな役割を果たすだろう」と述べました。

 今後、中国は対外援助をいっそう拡大していく計画です。向こう5年に、途上国に200の学校を建て、3000人の医療関係者を派遣するほか、200のクリーンエネルギーと省エネのプロジェクトを現地で実施していきます。

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