中国科学院予測科学研究センターが17日、2012年の中国経済予測報告を発表し、国民総生産(GDP)の成長率は8.5%になるだろうと予測しました。
専門家は、2012年のGDPが2011年より下落する主な要因として、金融引き締め政策によって内需の増加が抑制され、消費と投資の増加スピードが落ち、実体経済の成長を鈍化させた、と示しました。このほか、不動産に対する調整措置と、経済構造の調整も短期的に経済成長に影響を与えています。そして、外部環境の不確定性により、外需の増加スピードと、対外貿易の黒字も下降傾向にあります。
報告では、2012年は中国の経済成長は主に内需拡大によるもので、中でも、投資がGDP成長の牽引力になるとしています。(ヒガシ)
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