馬英九氏が14日に行われた台湾地区の指導者選挙で再選されましたが、これを受けて台湾のメディアは多くの論評を掲載し、「馬英九氏は『九二共通認識』の基礎の上で、海峡両岸の平和と経済貿易を主軸とする選挙を行った」と評価しました。また多くのメディアは将来の両岸関係を楽観視する姿勢を示しています。

　新聞『聯合報』は『馬英九氏が勝った、九二共通認識が勝った』という見出しでトップニュースとしてこれを報道し、記事の中で、「今後『九二共通認識』を認めない人物が有権者から認められることは非常に難しくなった、」としています。

　新聞『旺報』は社説を掲載し、「馬英九当局は民衆の『両岸関係教育』を強化し、『九二共通認識』の歴史の真相を宣伝し、島内の民衆が当局の両岸政策を理性的に評価できるようにすべきだ」と提案しています。

　また、新聞『リンゴ日報』と『工商時報』なども記事を掲載し、今回の選挙を報道しました。（玉華、吉野）