中国の張業遂駐米大使は28日、ワシントンで「21世紀の中米関係を構築するのに、中米間の三つのコミュニケの原則と『中米共同声明』の精神を守り、お互いの核心的利益を尊重し、台湾問題に妥当に対応しなければならない」と述べました。
これは中国建国62周年のレセプションで述べられたものです。張大使はその際「中米関係の安定した発展は、両国の根本的な利益に合致する。また、アジア太平洋地域と世界の平和にもプラスになる。そのため、双方は両国指導者が達した共同認識を着実に実行し、食い違いのある問題や台湾問題をはじめとする、一連の敏感な問題に妥当な対応しなければならない」と述べました。
これに対して、バーンズ国務次官は「習近平国家副主席が来年、訪米することを歓迎する。強大で繁栄し、かつ成功した中国が国際実務でより大きな役割を果たすことを期待している。両国はすべての問題において、意見が一致するわけではないが、双方の協力は両国と世界に利益をもたらすに違いない」と述べました。
(FUYING、高橋)
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