中国衛生省の陳嘯宏次官は13日北京で、「いま、中国では32の省、244の市と716の県に、食品汚染物や食病原性ウイルスなどに対するモニタリングステーションが設置され、全国をカバーする食品安全のモニタリングネットワークがほぼ完成した」と明らかにしました。
昨年、中国では、国家食品安全リスク評価センターをはじめ、食品添加剤など6つの国家食品安全リスクモニタリング実験室が設置されました。モニタリングにより、昨年は食品安全に関する関連データ80万件以上が得られ、食品の安全性確保に重要な手がかりを提供しました。
陳次官によりますと、食品安全のリスク評価に基づき、関係部門は6回にわたって食品安全に関するブラックリストを発表し、いまのところ、「地溝油」の検査法について論証しているということです。
また、2011年、中国は職業病の健康診断に力を入れつつあり、市レベルの職業病診断機関は2010年より48ヶ所増え、カバー率は83%に達したということです。さらに、飲用水の衛生監督に取組み、全国をカバーする飲用水のモニタリングネットワークが構築されたということです。(01/13 Lin、小野)暮らし・経済へ
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