中国国家発展改革委員会と工業情報化省が12日に発表した「食品工業第12次5カ年計画」によりますと、中国は食品安全管理システムを整備し、2015年までに、国と業界で1000項目の基準を修正、策定します。これは、食品品質の抜き取り検査の合格率を97%以上に高め、国民の食品に対する満足度を大幅に向上させるためのものです。

　この5カ年計画は、食品安全の監督管理と食品安全リスクマネジメントの観点から、適切な検査、測定設備を配備します。特に、末端の関連検査機関のレベルを高め、その検査測定設備の自主化、産業化を推進し、専門の検査測定者の訓練を行い、その訓練費用を保障することを求めています。

　この計画はまた、「2015年までに、中国食品工業の生産総額は100％増え、12兆3000万億元に達し、年平均成長率は15%になる」としています。（董燕華、高橋）

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