中国政府関係部門の責任者は9日、2011年中国食品安全法治ハイレベル・フォーラムで、「次の段階で、食品安全に関する法制度を一層整備していく」と相次いで表明しました。
中国衛生省の陳潚宇次官は、「衛生省はまもなく、『食品安全国家基準規格(2011-2015)』の起草を終了する。広く意見を求めた後、食品安全国家基準活動の綱領的文書として実施される」と述べました。
国務院食品安全委員会弁公室の張勇主任は、「今後一時期、国務院食品安全委員会弁公室は関連法律の改正に取り組み、違法、犯罪の種類と罪名、罰則を更に細分化し、明確にしていく」と語りました。
最高人民法院(最高裁にあたる)の黄爾梅副院長は、「法律への理解と適用の面で現れた新たな状況と問題に対して、法院は司法解釈などの規範的文書を適時に制定し、法律を正確に適用し、食品安全に危害を与える犯罪を懲罰するための法的根拠を提供する」と述べました。
また、最高人民検察院の朱孝清副検事長は、「今後、全国各級の検察機関は調査研究を強化し、可塑剤、粗悪な油などを生産して食品安全に危害を与える犯罪を取り締まる際に現れてきた法的問題の研究を強め、関係部門との協力を緊密化し、犯罪を効果的に取り締まっていく」と語りました。(玉華、KOKUSEI)暮らし・経済へ
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