イギリスの科学技術誌が4日発表した報告書によりますと、2010年の世界の二酸化炭素(CO2)排出量は史上最高を記録し、100億トンに達したということです。
それによりますと、2010年は世界での石炭と石油などの化石燃料から排出された二酸化炭素排出量が1990年より49%上昇し、さらに、森林破壊などの要因による二酸化炭素排出量をも加えると、去年の世界の二酸化炭素排出量は初めて100億トンに達するということです。
また報告書は、2000年から2010年までの化石燃料による二酸化炭素排出量は年平均で3.1%上昇したことを明らかにした上で、2011年もこの伸び率程度になるだろうと予測しています。(玉華、小野)国際・交流へ
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