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 COP17、共通認識もあり 食い違いもある

2011-12-05 13:26:03     cri    

 南アフリカのダーバンで開かれている国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)は日程の半分が過ぎました。中国代表団の解振華団長は4日、「現在、一部の問題について共通認識に達成したが、京都議定書の延長合意とグリーン気候基金の設立の2つの議題について食い違いも存在している」と語りました。

 解振華団長は「参加諸国が『国連気候変動枠組み条約』の下で、気候温暖化の減速や気候変動への適応、専門資金の調達と関係技術の移転などの分野で、協調するためのメカニズムを構築することはこの大会の重要な課題となっている」と述べました。京都議定書の延長合意とグリーン気候基金の設立について、「発展途上国は、グリーン気候基金の早期開設を図り、削減義務を負うよう先進国に要求しているが、先進国自らが消極的に対応している」と指摘しました。

 解振華団長は「中国政府は積極的かつ建設的、開放性のある姿勢をとり、各代表団と共により大きな成績を収めるよう努力したい。2020年以降の中国の温室効果ガス削減義務について議論することは賛成するが、これより先に、科学的に京都議定書の達成情況を検証しなければならない」と強調しました。(万、小野)国際・交流へ

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