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 国連、気候変動交渉での先進国の消極的態度を指摘

2011-11-30 10:31:02     cri    

 国連環境計画(UNEP)は29日、ダーバン会議の期間中、先進国が気候変動交渉において消極的な立場を取っていることを指摘しました。

 UNEPはこの日声明を発表し、「先進国の行った約束は積極的なものではなく、いずれも追加条件を設定しており、これは非常に遺憾なことである。先進諸国が設定した温室排気ガス排出量の基準は抜け穴だらけだ。地球の温暖化を防止する活動は目前に迫っている。今回の交渉に参加している科学者はすでに共通の認識に達し、平均気温の変動幅を2度以内に維持しなければ、災害をもたらす気候変動が引き起こされる可能性があると見ている。今から行動すれば、まだ遅くはない。世界各国が一致して強力な措置を取れば、この目標は実現できる。これらの措置には、エネルギーの効率向上、クリーンエネルギーと循環エネルギーの普及、森林伐採の禁止、廃棄物管理の整備などが含まれる。こうした過程の中で、先進国はより多くの責任を負うべきだ」と述べています。(董燕華、小野)国際・交流へ

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