フランス外務省のバーナード・バレーロ広報官は24日、「フランスは引き続き、欧州連合(EU)の範囲内でイラン産石油製品の輸入を一時停止するという制裁措置を推進していく。また、関係方面が一致に達するまでにイラン産石油製品の輸入を停止する」と述べました。しかし、具体的な時間と方法については明らかにしていません。
フランスのサルコジ大統領は21日、ドイツ、カナダ、アメリカ、日本、イギリス及びEUにそれぞれ書簡を送り、イランの中央銀行の資産を凍結し、またイラン産石油の輸入を一時停止するよう提案しました。同日、アメリカ、イギリス、カナダの3ヶ国もそれぞれ、イランへの新制裁案を発表しました。しかし、この3ヶ国の制裁案は、フランスが提案したイラン産石油の輸入停止について、フランスと一致した措置を取っていません。
またこれに先立ち、バレーロ広報官は、「EUはイランに対する新制裁の検討を始めている。12月1日と8日にそれぞれEU外相会議とEU首脳会議を開いてこの問題について討議する」と明らかにしました。(玉華、kokusei)国際・交流へ
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