リビアを暫定統治する国民評議会は20日、リビア北中部の都市シルテを制圧し、カダフィ元指導者が死亡したことを発表しました。これを受けて、一部の国や組織はチャンスを捉えて国の安定と復興を実現するよう、リビア当局に呼びかけています。
世界経済フォーラム・アラブ特別会議が22日に開幕し、今回の会議では、リビア情勢と今後の復興問題が焦点となっています。
国民評議会のジブリル首相はリビア代表として会議に出席し、この中で「カダフィ政権の終焉後もリビアの復興はさまざまな課題に直面している。国の安定回復や民間にある大量の武器の接収、民族和解プロセスの実施が当面の急務だ」と強調しました。(ミン・イヒョウ)
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