リビア「国民評議会」のアブドル・ジャリル議長が10日、リビア三番目の都市、ミスラタから首都のトリポリに視察に行きました。ジャリル議長は視察中に、次の段階の主な任務は、リビアの安定と安全、国内民族の和解、および戦後の再建などだと指摘しました。
ここ数日、国民評議会執行委員会のマフムード・ジブリール議長を含む幹部らが首都入りしていますが、国民評儀会とその執行委員会の移設はまだ完了していないということです。
また、人道的支援として首都トリポリに送られてきた支援物資によって、首都および周辺都市の水や電気、ガスの不足状態は緩和されましたが、薬品などはまだ足りないとのことです。
また、国際通貨基金のラガルト総裁は10日、「国民評議会」をリビアの正統な政府として正式に承認したと表明しました。そのほか、現在の時点で、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、EUなどを含む40を超える国と組織が「国民評議会」をリビアの唯一の正統政府として承認すると表明しています。(劉睿、高橋)国際・交流へ
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