リビア反体制派の武装勢力が首都トリポリを進攻して半月になりますが、現在、市内の情勢は安定し始めており、住民の生活も正常に戻りつつあります。
この他、リビア反体制派の国民評議会(NTC)のアブドラ・カンシル交渉代表はこのほど、首都トリポリの南東約100キロ離れたバニワリードで行われたカダフィ大佐側との投降交渉が決裂したことを明らかにしました。
地元治安当局の責任者は「治安状況は徐々によくなっていて、国民評議会に属する14の警察支局も日常の勤務を始めた。また、多くの店舗やレストラン、銀行なども営業を回復した」と語りました。
市内情勢はこのように徐々に回復していますが、住民はなおも飲用水や電気、医療衛生品などの供給不足に直面しています。国連児童基金(ユニセフ)はここ数日、現地住民2万4000人に飲用水50万リットルを提供し、今週内に1100万リットルの飲用水を提供することにしています。(万)国際・交流へ
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