会員登録

 米国、「中国軍事安全保障年次報告書」を発表

2011-08-25 15:23:13     cri    

 アメリカ国防総省は24日に、「中国の軍事・安全保障に関する年次報告書」を発表し、中国が国際安全保障に払った貢献を承認し、高く評価しました。しかし、一方で中国の防御性の国防政策を無視し、「新しく増強した国防力をいかに使用するかについては依然として不確定性が存在している」と指摘しました。

 この報告書は、「中国経済が世界経済へ融合するにつれ、中国と協力する利益も絶えず拡大されてきた。こうした協力のチャンスを充分に活用し、さまざまなリスクを防ぐことが特に重要だ」とし、中国との軍事関係強化を強調しました。また「中国は軍事と安全保障の強化問題において、透明度がある程度向上したが、増強した国防力の使用においては不確定性が存在している」とし、「中国が拡大した軍事力が協力を推進し、共通目標に使用されるにも関わらず、誤解や誤った判断を招く可能性もある」と述べています。

 この報告書は、アメリカ国防総省が執筆し、アメリカの関連法律に基づいて国会に提供したもので、中国海軍の戦略発展、中米軍事交流などに及んでいます。

 中国は2005年に「中国の平和的発展の道」白書を発表し、中国政府と人民の平和発展に対する慎重な選択と厳粛な確約を表明しました。今年3月には「2010年中国の国防」白書を発表し、中国が断固として、平和発展の道を歩み防御性の国防政策を実施する決意を表しました。(董燕華、吉野)

 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS