アメリカ連邦準備制度理事会のグリーンスパン議長は、23日、「ヨーロッパの債務危機は、アメリカ経済の回復に不安定な要素をもたらしたが、アメリカ経済は再び後退するリスクはない」と強調しました。
グリーンスパン議長は「現在、ユーロ圏は厳しい債務危機に直面している。現在、世界経済の連携が緊密になっているため、ヨーロッパ経済の成長鈍化は、アメリカ経済に影響を与えるに違いない。しかし、しばらくの間はアメリカ経済が再後退するリスクはない」と指摘しました。
一方、アメリカのAP通信は、アメリカ経済について著名な経済学者43人に取材しました。これによりますと、多くの学者は「アメリカ経済は向う12ヶ月間に後退することはないものの、実質的な進展もないだろう」と見ています。さらに、高い失業率と消費の低迷が来年のアメリカ経済の回復を妨げるだろうとしています。(朱丹陽、大野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |