アメリカ商務省が11日発表した統計によりますと、今年6月、アメリカの輸入・輸出は、共に減少しました。これによって、貿易赤字は約531億ドルに拡大し、2008年10月以来の高水準になったということです。

　データによると、6月の輸入総額は約2239億ドル、輸出総額は約1709億ドルで、全体の貿易赤字は5月と比べ約4.5％増えたということです。項目で見ると農産物や原材料の輸出の減少が目立っています。

　同日、ホワイトハウスのカーニー報道官は「アメリカの景気回復は不確定要素が多い。こうした背景の下、経済の刺激と就業機会の創出は政府の主要任務だ」と強調しました。

　一方、『ワシントン・ポスト』は11日、アンケート調査の結果を発表しました。それによりますと、政府の景気回復能力は信頼できないと答えた人が74％に達し、昨年10月時点と比べ21ポイント上がっています。（ミン・イヒョウ）

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