アメリカの信用格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（S&P）は8日、政府系住宅金融機関（GSE）の連邦住宅貸付抵当公社（フレディマック）と連邦住宅抵当金庫（ファニーメイ）の長期格付けを「トリプルA」から「ダブルAプラス」に1段階引き下げました。

　これを前に、スタンダード・アンド・プアーズは5日、アメリカの国債格付けを、同じく「トリプルA」から「ダブルAプラス」に引き下げました。

　これを受け、ニューヨークをはじめ欧州やアジア・太平洋地域の株式市場は大幅な下落を続けています。

　9日に、東京株式市場で日経平均株価（225種）が4.43％下落し、韓国証券取引所はプログラム取引を一時停止し、香港証券取引所のハンセン（恒生）指数は6.01％、オーストラリア証券取引所では3.96％、上海証券取引所総合指数は2.33％、深圳証券取引所成分株価指数は2.7％とそれぞれ下落しました。

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