中国共産党中央台湾事務弁公室と国務院台湾事務弁公室の王毅主任は29日、アメリカ・ワシントンでクリントン国務長官と台湾問題について意見を交わしました。
双方は共に、「今回の会談はタイムリーで必要かつ有益だった。台湾問題における両国の相互理解を深める上で重要な役割がある」と評価しました。
王主任は、台湾海峡情勢について中国の見解と関連の対策を説明し、アメリカ側が台湾問題での約束を守り、両岸関係の平和的発展や海峡両岸情勢の安定化維持で重要な役割を果たすよう希望しました。また、王主任は、アメリカの対台湾武器輸出に反対するという中国政府の立場をあらためて強調しました。
アメリカ側は、ここ数年で見られた両岸関係の発展振りを高く評価し、アメリカは一つの中国の政策を堅持していくと表明しました。また、両岸関係の安定は米中両国の共同利益に合致するとの考えも示しました。(翻訳:ミン・イヒョウ)
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