中国国防省の耿雁生報道官は27日、北京での記者会見で「アメリカの台湾への武器売却は中国の核心的利益を損なう行為であり、中国は武器売却停止をアメリカに求める」と語りました。
耿雁生報道官は「アメリカの台湾への武器売却に断固反対する中国の立場は一貫して明確なものだ。中米両国と両軍の関係にマイナス影響を与えないためにも、アメリカは三つの中米コミュニケ、特に『八一七コミュニケ』を厳守し、台湾への武器売却を停止するべきだ」と要請しました。
さらに「アメリカの対台湾武器売却と、米軍艦が搭載した対中国偵察機、そして中国に対し偏見を持ったアメリカの法律は依然として両国の関係発展の主な障壁となっている。食い違いが存在するのは普通だが、これらの矛盾と食い違いに正しく対応することが重要だ。双方は、相手の利益を損なわないよう着実に行動すべきであり、中国はアメリカと共に努力し『尊重、平等、互恵』という基礎を踏まえ、両軍間の健全な発展を推進していきたい」との考えを示しました。(万、丹羽)
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