今年は「9•18」事件勃発80周年に当たります。100名を超える日本の漫画家達の「私の8月15日」漫画展が10日、中国遼寧省瀋陽市「9•18」歴史博物館で幕を開けました。
120点に上る漫画は、漫画家達の幼い時に脳裏に焼き付かれていた様々な記憶を描いたもので、戦争に反対し、戦争をなくして平和な世界の実現を呼びかけていると同時に、幸せな生活への憧れを如実に描いています。
現場の様子
開幕式には、瀋陽市政府関係者、中国美術家協会と遼寧省美術家協会関係者、瀋陽駐在日本国総領事館の松本盛雄総領事、日本の著名な作家石川好さん、著名な漫画家千葉徹弥さんと森田拳次さんらの方々が参加し、テープカットを行ないました。
漫画を描いた方々は「私の8月15日」会の会員で、「明日のジョー」と「丸出だめ夫」などの作品を書いて日本の国内外でその名を知られる千葉徹弥さんと森田拳次さんの二人もその会員です。
(動画):今回のイベントについて、瀋陽で暮らしをした経験のある千葉徹弥さんはこう話しています。
(動画):作家の石川好さんは会の設立とその趣旨、それに今回展示会のことなどについて、次のように話してくれました。
この漫画展は去年の南京での展示と去年の北京での展示についで三回目となりますが、これらの漫画を通して、見学者達は日本軍国主義の中国侵略戦争に対する日本国民の考えなどを知ることが出来ると同時に、中日両国民の相互理解と友好交流の促進に一役買うことが出来るでしょう。(取材:国清、路晗)
千葉さんの作品 |
展示された漫画に興味を持っている子ども |
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