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 中日関係をめぐり北京でシンポジウム 北京の報道関係者

2011-07-13 19:25:18     cri    


会場の様子

 13日、北京中日新聞事業促進会と中国記者協会国際連絡部の共同主催による中日関係シンポジウムが北京で行われました。今回のシンポジウムには北京の報道関係者が出席し、中日関係の将来、また現在抱えている問題点などについて話し合いました。

 

清華大学国際問題研究所の
劉江永教授

清華大学国際問題研究所の劉江永教授は、7月1日から沖縄を訪問する中国人個人観光客に対する数次ビザ発給ついて、「沖縄経由の数次ビザの発給は中日関係にとっては、極めて重要な一歩を踏み出した政策だ。この政策は中日関係を健全にするだろうが、一方では外国でマナーを守らない中国人も増えていく恐れがある。外国で中国人のイメージを向上させるため、中国のメディアには正しく誘導し教育していくという義務がある。そのため海外旅行の注意点や対象国のマナーなどを人々に紹介していくべきだ」と強調しました。

 中日関係史学会の高海寛常務理事は「中日両国の国民は互いに知らないところが多いので、両国で摩擦が発生したときに、冷静に考えられない人も多い。中日のメディアはニュースの背景と相手の立場を考慮する上で、関連の事情なども詳しく報道すれば、両国の人々は互いの理解を深めることができ、国民感情をよくすることができる」とメディアの役目を強調しました。


記念写真

 他の出席者も東日本大震災などの日本での出来事の中日関係への影響などについて意見交換を行ないました。

 中日新聞事業促進会はこれまで内容を変えてシンポジウムを開いています。(取材:傅穎、王小燕、陳博、トントン) 国際・交流へ

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