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チベット、交通状況大きく改善

2011-07-14 15:33:15     cri    

























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 ここ5年間、チベット自治区では交通施設の整備が急速に進められ、大きな成果を上げてきました。この5年間の交通施設の整備への投資額は260億元(約3100億円)で、5年間だけで、2005年までの55年間の総投資額を上回ったということです。現在、自治区内は農村部(郷、県など)まで、すべての道路で路線バスが開通し、農牧民の交通に関する状況は著しく改善されています。

 チベットは「世界の屋根」と呼ばれ、雪に覆われている高原地帯という独特な自然環境から、道路や鉄道の建設が立ち遅れ、これが経済成長を制約していました。特に、農村部の住民は長年交通が不便なことに悩まされてきました。しかし、現在は、道路と鉄道の充実により、チベットの交通問題は大きく改善しました。

 チベット山南地区内のバスの新路線開通への審査に携わっている交通輸送管理所の胡恒林所長は、「現在、下江郷、邱多郷、そして加查県から西貢郷まで通じるこの3路線の開通を決めた。このような僻地では、昔はバスといった交通手段はまったくなかった。現在は政府から交通手当てがでるので、バスの経営者も利益を出せるようになった。そのおかげで、僻地でもバスが走るようになった」と話しました。

 山南地区はチベットの農村部で交通機関の開通率が高く、交通状況の発展も比較的良好な地域だといわれています。、とは言え、その開通率は昨年まではわずか55%で、半分近くの村では交通難が解決されないままです。

 これについて、胡恒林所長は、「農村部でバスの新路線を開拓するのはきわめて難しい。僻地だから、道路の状況が悪いし、利用者も少ない。経営者にとって利益もほとんどでない」と説明しました。

 チベット農村部の交通状況を改善するため、チベット政府は、今年『農村路線バスの発展をサポートする意見書』を採択しました。それによると走行範囲の70%が農村部にある場合、3年間の保険代金や毎月バス1台あたり最高で1400元(約1万7000円)の燃料手当てを支払うことになります。この面の財政支出は年間876万元あまり(約1億1000万円)に上りました。

 チベット自治区交通庁のソナム・チョペル副庁長は「第12次5カ年計画の期間中に、村のバス路線普及率を現在の40%から60%に上げ、道路のアスファルト舗装率を100%にする予定だ」と語りました。

 ソナム・チョペル副庁長によりますと、今後5年間、チベットは交通状況の整備にさらに力を入れ、およそ500億元(約6000億円)を投資し、幹線道路の渋滞緩和、農村の道路と交通拠点の建設に当てるということです。2015年までに、チベットでは、交通道路の総延長は7万キロに達し、チベットのエネルギー産業や地場産業、及び観光業への貢献も期待されています。(翻訳:ミン・イヒョウ)

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