現場の様子
2011年3月31日、京都大学の植田和弘教授による「気候変動対策の今後の展望」の講演会が北京の清華大学で開かれました。
今回の講演会は、清華大学低炭素エネルギー実験室、清華大学日本研究センター、在中国日本国大使館の共催で、100名あまりの日本と清華大学の教師や学生たちが参加しました。
黙祷を捧げている教師と学生たち
講演会が始まる前に、会場にいる教師と学生たちは全員起立して、日本東北関東大震災でなくなった方々のために、1分間の黙祷を捧げました。
京都大学の植田和弘教授
講演会で、植田教授は、気候変動問題の経済学、日本の気候変動対策、気候安定化と地球環境税、持続可能な発展などの面から説明しました。
地球温暖化の防止および地球温暖化への適応は人類共通の課題です。ですから、地球温暖化対策を推進し、地球環境を守り、人々の健康で文化的な生活の確保は極めて重要です。
現場の教師と学生たち
環境経済戦略の基本理念に言及したとき、植田教授は、「地球温暖化防止を新しい未来社会をつくる挑戦的課題と位置づけ、低炭素型の技術、まちづくり、ライフスタイル、ビジネスモデルなどを先導的に創出していくことに、日本の役割があることを国内外に明示する」と述べました。
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