胡主席はその中で、向こう10年協力の強化が必要とされる5つの分野について指摘しました。第1に、二国間貿易を引き続き拡大すること。第2に、エネルギー協力を全面的に強化し、原発や新エネルギーなどの分野における協力を拡大し、エネルギーをめぐる戦略的パートナーシップの構築に力を入れること。第3に、投資分野における協力を強化すること。第4に、先端技術分野における協力を拡大すること。第5に、中ロ地区協力計画綱要を着実に実行し、国境のインフラ整備を加速し、国境地帯の経済発展を促進することです。

　これに対してプーチン首相は、両国の経済貿易と人的交流などが遂げた成果を評価した上で、「中国と共に、各分野での実務協力を強化し、両国の戦略的なパートナーシップが引き続き前進するよう推進していきたい」と発表しました。（万、中原）