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 中ロ首脳、善隣友好協力条約締結10年音楽会に出席

2011-06-17 10:13:15     cri    
 「中ロ善隣友好協力条約」の締結10周年を祝うコンサートが16日、モスクワで行われました。中国の胡錦涛国家主席とロシアのメドベージェフ大統領を含む6000人の両国の代表が参加しました。

 胡主席はその中で挨拶を行い、「『中ロ善隣友好協力条約』の締結は、新世紀における両国関係の発展に確固たる法的基礎を作り上げた。10年来、条約の精神による指導の下で、両国関係は日増しに発展してきた。中ロ両国は条約締結の10周年を契機に、条約の精神を発揮し、『平等・信頼と相互支持、共同繁栄、世代友好』という全面的な戦略パートナーシップの推進に全力を挙げるよう取り組む」と表明しました。

 また、胡主席は両国関係の発展について次の4点を提案しました。第1に、双方が平等・信頼を堅持し、両国の戦略と政治における相互信頼を深めていくこと。第2に、互恵共栄という全面的な実務協力を強化し、両国の共同発展と共同繁栄を実現すること。第3に、世代友好という平和理念を一層浸透させ、人的な交流を深め、両国の国民間の交流を密接に行うこと。第4に、国際と地域をめぐる様々な事柄について、両国の協調と協力を強化することです。

 これに対して、メドベージェフ大統領は「この条約に定められた原則は、国境問題を含む全面的な両国協力の展開に法的基礎を提供した。条約は単なる枠組み性の法律文書ではなく、両国の青少年が両国の友誼を大切にするよう教え導くものである。両国の青少年が両国関係の発展により多く貢献することを信じている」との考えを示しました。

 両国の首脳はこれに先立ち、国際情勢と国際問題への対応に関する共同声明に調印し、「中ロ善隣友好協力条約」の締結10周年をめぐる共同声明を発表しました。(万、中原)

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