中国の胡錦涛国家主席は15日夜、モスクワ入りし、ロシアでの公式訪問が始まりました。第15回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席します。ロシアのメドベージェフ大統領の招きに応じたもので、空港では歓迎式典がありました。
式典で、胡主席はロシアのアブデエフ文化相とともに軍事パレードを観閲しました。
胡主席のロシア訪問は2003年以来で、5回目となります。今年は中ロ善隣友好協力条約調印10周年を迎えます。
胡主席は空港でステートメントを発表し「中ロ善隣友好協力条約はお互い将来にわたって平和理念に基づく友好を築き、さまざまな分野での協力を広げるとともに、冷戦後、平等や信頼、共栄の新しい国家関係のモデルを作り上げた。10年来、この条約のもとで、中ロ戦略的パートナーシップが奇跡的発展を遂げた。21世紀においても長期的な発展の綱領となるものである」と述べています。
訪問中、胡主席は首脳会談の中で、今後10年間の中ロ関係の発展計画や関心の高い国際問題、地域問題について意見交換するということです。(翻訳:玉華)
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