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 中国・カザフ首脳会談、関係強化で合意

2011-06-14 09:23:30     cri    
 カザフスタンを訪問した中国の胡錦涛国家主席は13日、アスタナでナザルバエフ大統領と会談しました。双方は包括的パートナーシップを発展させることで合意し、会談後、共同声明を発表しました。

 会談で、胡主席は包括的パートナーシップの発展について具体的な提案を行いました。それは以下のとおりです。双方は、互いに信頼し合う政治的パートナーとして、相互理解と信頼をさらに深め、核心となる利益問題で互いに支持しあうこと。共栄互恵の貿易パートナーとして、両国首相の定期会合メカニズムを立ち上げ、2015年までに、両国の貿易額を400億ドルに高めると共に、石油パイプラインと天然ガスパイプラインの建設プロジェクトを進め、クリーンエネルギーと新エネルギー分野での協力を強化していくこと。文化交流において、両国は互いに学び合い、文化、教育での協力を強化すること。技術分野で、両国の研究成果の産業化を進め、重点プロジェクト、特に宇宙航空分野での協力を強化すること。安全保障分野では、「3つの勢力」や麻薬など国際犯罪への取締りに力を入れていくことなどです。

 これに対し、ナザルバエフ大統領は「カザフスタンは今後も、確固たる対中友好政策を実施していく。双方は、政治上の相互信頼を深めると共に、エネルギー、交通、インフラ整備、技術、文化などでの実務的な協力を進め、安全保障問題や、国際問題と地域問題において協議と協調をさらに強化していくべきだ」と語りました。

 また、会談で、胡主席は上海協力機構アスタナサミットに向けてのカザフスタンの準備作業を高く評価し、中国も、上海協力機構のためより良い環境作りに尽力していきたいとの意向を示しました。(翻訳:ミン・イヒョウ)

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