対リビア政策をめぐる関係諸国と国際機関の代表からなる「連絡グループ」が、9日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで第3回会合を開きました。
今回会合は閉幕の際宣言を発表し、「リビアはその歴史で新たな一ページを切り開かなければならず、その主権、独立と領土保全を保障しなければならない」と強調しています。
この宣言は、「国際社会はリビアの人々と同じ立場に断固として立ち、民族和解と再建に向けた政治対話の実施に便宜を提供していく」とした上で、対話や政治プロセスの推進における国連の主導的な役割を強調し、国連事務総長の特使と協力して、リビア国民の願いを聞き入れ、危機解決の方法を共同で見出すよう呼びかけています。
この宣言はさらに、カダフィ政権はその合法性をすでに失っているとしてその退陣を求め、さらに、占領しているか、或いは包囲している都市から政府軍が撤退するよう国際社会が圧力をかけるべきだとの見解を示しました。
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