アフリカ連合はこのほどエチオピアの首都アディスアベバで、スーダンの南北当局が 南北境界に沿って非武装地帯を設置することで合意したとの声明を発表しました。
この声明は「アフリカ連合の斡旋の元、スーダンの南北当局は積極的に協議した上で、境界線近くの係争地に非武装地帯を作り、緊張緩和を図ることでほぼ合意した」としています。協議に参加したアフリカ連合の代表が明らかにしたところによりますと、この非武装地帯は7月9日、即ち、スーダンが独立を正式に発表する前に設置され、その後、南北双方の軍が共同でパトロールを行います。しかし、共同パトロール及びそれぞれの支配範囲など詳細については、まだ大きな意見の食い違いが存在しています。
このほかの報道によりますと、スーダン政府は国連スーダン派遣団の任期を今年の10月9月まで延長するという国連の要求を拒否しました。現在、国連は7月9日以降、スーダン南部に特別派遣団の派遣を検討しているということです。(翻訳:ZHL)
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