スーダン国民会議の副党首でもあるタハ副大統領と、スーダン人民解放運動の副党首でもあるマチャル南部自治政府副主席は、この日、ハルツームで非公開会談を行い、最近アビエイ地区で発生した紛争について討議しました。
マチャル副主席は会談後の記者会見で、「双方はすでに、アビエイ危機の解決案を探るための合同委員会の設置に同意した。スーダン政府軍はアビエイ地区から撤退し、かつ戦闘状態に戻らないよう再度約束した」と述べました。
また、カタールのドーハで、スーダンのダルフール和平プロセスの斡旋に参加している、カタールのマフムード外相は30日、「ドーハでのダルフール問題関係者会議に参加している代表は、斡旋側が提案した『ドーハ文書』は、ダルフール地区の恒久的、全面的和平を実現するための基礎を定めたという認識で一致している」と述べました。
マフムード外相は、国連とAU・アフリカ連合が共同で任命したダルフール和平プロセス調整官のバソレ氏と共に行なった記者会見で、「ダルフール問題調整官、スーダン政府代表、反政府武装勢力『正義と平等運動』(JEM)と『スーダン解放運動』(SLM)の代表、およびスーダンの民間団体の代表らはいずれも、『ドーハ文書』を支持している」と述べました。(翻訳:玉華)国際・交流へ
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