中国国務院三峡プロジェクト建設委員会弁公室はこのほど、「三峡プロジェクトは、洪水防止、発電、水運、水資源利用などといった総合的な役割を発揮しはじめている」と述べました。
これによりますと、三峡ダムは、曲がりが多く、昔から洪水によく見舞われる荊江の洪水防止基準を10年から100年に引き上げました。さらに、1000年に一度の大洪水の場合でも、分流などのプロジェクトが機能し、壊滅的な被害を防ぐことができます。
発電の面では、2010年12月末までに、合わせて4527億キロワットアワーを発電し、武漢をはじめとする華中、上海をはじめとする華東、広東省などの経済発展に貢献しています。
また、水運では、三峡ダムが貯水開始以来、長江やダムの支流の水運条件が大きく改善されたことによって、船舶の標準化、大型化が進み、コスト削減により地方の経済成長が速まっています。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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