長江中流域の干ばつを緩和するため、三峡ダムは25日から放水量を引き続き増やすことになります。6月10日までの期間、一秒ごとに1.1万―1.2万立方メートルを放水する計画です。統計によりますと、今年に入って以降、三峡ダムは下流にある湖北省、江西省、湖南省、安徽省に累計170億立方メートル以上を放水しており、現在、調節用の容量の80%がすでに放水されています。
三峡ダムの趙雲発副エンジニアの紹介によりますと、三峡ダムの水位153メートルから175メートルまでの区間に170億立方メートルが貯水されていましたが、現在すべて下流に放水されたということです。残りの20%は6月10日の増水期前に放水され、これにより水位は145メートルまで下がるそうです。
長江水利委員会が発表した観測データによりますと、ここ数日間三峡ダムの放水量を増量した結果、中流、下流の水位が明らかに上昇しており、これらの地域の干ばつ緩和にプラスとなっています。(翻訳:ooeiei) 暮らし・経済へ
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