NATO・北大西洋条約機構の戦闘機は14日の夜、リビアの首都トリポリ付近を再び攻撃しました。
地元の軍当局は、「トリポリ西南から数十キロのところにあるザーウィヤ、アルアジジアなどで、一部の民用施設と軍事施設が空爆を受け、死傷者も出ている」と明らかにしました。
また、同日の午後、トリポリの東から800キロのところにあるブレガ市では、空爆で亡くなった部族幹部のために告別式が行われ、数千人のリビア人が参列しました。参列者たちは「NATOが全く武器を持っていない一般市民に対し攻撃した」や「大罪を犯した」と大声で叫び非難しました。また死者のために報復を求める声もありました。
なお、NATOが指揮する多国籍軍の戦闘機は今月10日から、トリポリ及びその周辺地域に対して集中的な空爆を行なったということです。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |