北大西洋条約機構（NATO）のラスムセン事務総長は12日ワシントンで、「NATOはリビア再建の中で役割を果たす可能性がある」と表しました。

　アメリカを訪問中のラスムセン事務総長はこの日、「リビアの指導者カダフィ氏の辞任後、NATOはリビア新政府が持続可能な民主に向かって移行する中で、いまなお役割を果たす可能性がある。NATOは軍事部門や安全部門の改革の面で特別な技能を持つ。民主への移行の際の主な要求の一つは軍事部門と安全部門を民主的な管理下に置くことだ。NATOはリビア新政府の関連改革の実施を支援することができる」と述べました。

　なお、アメリカのオバマ大統領は13日に、ホワイトハウスでラスムセン事務総長とリビアやアフガニスタンの情勢について討議する予定です。（翻訳：董燕華）

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