チュニジアの通信社が14日に報道したところよりますと、タタウイヌ県に駐留していたチュニジア政府軍が14日の未明、リビア政府軍の進入の阻止に成功しました。
チュニジア政府軍の関係者は、「50台のジープに乗ったリビア政府軍の兵士約200人がチュニジア領土へ入ろうとしていた」と証言しました。また「リビア政府軍は、チュニジアを経由してワジンとデヒバを結ぶ国境通路を占拠したリビア反政府武装勢力を後ろから回り込んで急襲したのではないか」と分析しています。
ワジンとデヒバを結ぶ通路はリビア西部からチュニジア南部に入るための重要な陸上ルートで、他国が陸上を経由してリビア西部地域へ燃料や食品、医薬などを輸送するための通路にもなっています。4月21日以来、リビア反政府武装勢力がワジン-デヒバ間通路を占拠していました。その後、リビア政府軍と反政府武装勢力がこの地域で数回にわたり交戦していたということです。(翻訳:玉華) 国際・交流へ
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