「中国第12次五ヵ年計画」とタバコ規制の現状に基づいて、楊功煥中国疾病コントロールセンター副主任・国家タバコ規制事務室主任が24日、今後5年間における公共の場での全面禁煙を推進するロードマップを提案しました。
楊功煥氏は「公共の場において全面的に禁煙を推進するには立法による後押しが必要となる。各地域の政府は保障メカニズムを確立し、禁煙プロジェクトを展開するほか、禁煙効果を追跡する監督・評価システムなどを構築する必要がある」と述べました。
具体的なプロセスについて、同氏はタイムテーブルを打ち出しています。楊功煥氏は「中国第12次五ヵ年計画の最初の年に、半数の省レベルの都市、特に禁煙立法がすでに発表されている地方では、公共の場での全面禁煙という目標を達成する必要がある。そして第12次五ヵ年計画の最後の年には、省一級レベルの都市で100%の禁煙を実現することが最も理想的な状態だ」との考えを示しました。
楊功煥氏は、今後5年から10年後の喫煙規制について「屋内の公共の場からは喫煙者の姿が消え、すべての公共の場でタバコの広告・キャンペーン・スポンサーが見当たらなくなる。そして青少年にタバコの販売をしなくなる」と理想的な青写真を描いています。(翻訳:Sui チェッカー:中原)
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