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 米、朝鮮のIAEA受け入れ同意に慎重な態度

2010-12-21 13:17:27     cri    
 アメリカ国務省の高官は20日の記者会見で、朝鮮が寧辺の核施設への国際原子力機関・IAEAの監視要員の復帰に前向きな姿勢を示したことについて、「これは前向きな姿勢だ」と評価したものの、言葉よりも実際の行動が重要だという見解を示しました。

 アメリカ国務省のクローリー報道官はその際、「もし朝鮮がIAEAと改めて接触し、その監視要員の復帰を受入れると表明すれば、これを前向きな姿勢だと評価する。しかし重要なことは朝鮮がIAEAのこの決定を履行し、その国際的義務を果たすことだ。アメリカは朝鮮の行為に基づき判断をおこなう』と述べました。

 アメリカCNNの報道によりますと、これは、朝鮮を訪問していたアメリカ・ニューメキシコ州のリチャードソン知事の斡旋により、朝鮮は寧辺の核施設へのIAEAの監視要員の復帰に同意しました。  

 また、朝鮮は1200本の未使用の核燃料棒の国外搬出に関する交渉などに応じる意向を示し、さらにアメリカ、朝鮮と韓国が参加する軍事委員会の設置と韓国軍隊とのホットライン設置にも賛成したということです。

 なお、2009年の4月14日、朝鮮は6カ国協議から離脱を発表し、その核施設の機能を回復をIAEA専門家の撤退を求めました。(翻訳:トウ 徳花)

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