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アジアのスポーツ事業、共同の進歩を

2010-11-19 15:42:41     cri    

 1990年の北京アジア大会のコンセプトは「団結、友情と進歩」でしたが、20年後の広州アジア大会のコンセプトは「情熱溢れる祭典、調和のアジア」です。この2つのコンセプトに導かれアジア全体のスポーツ事業は絶えず進歩してきたのです。

 19日に広州アジア大会の日程が半分過ぎました。ホスト国とアジア一のスポーツ強国として、中国は18日まで109個の金メダルを獲得しランキングのトップに立っています。

 水泳はこれまでの競技の中でもメダル数が最も多い種目。中国選手は史上最高の成績を残し、24個の金メダルを取り、アジアの水泳強国である日本を超えました。今まで遅れていた種目でも著しい成績を獲得しました。若手選手で今年19歳の孫楊は男子1500m自由形で五輪の金メダリストである韓国の朴 泰桓(パク・テファン)選手を破り優勝しました。中国水泳チームの幺正傑総監督は、日本は依然としてアジア最強だと見ていますが、中国チームの今回の成績を高く評価しました。幺正傑総監督は「今回、中国選手は24個の金メダルで、期待以上の成績を上げた。そして、女子の背泳ぎと男子1500m自由形で、今年の世界の最高記録を残した。来年の世界選手権と2012年のロンド五輪に備え、アジア大会では金メダルだけでなく、世界一流の成績を残したい」と述べました。

 また、李ナ選手をはじめとする中国テニスチームは24年ぶりにアジア大会女子団体のチャンピオンを獲得しました。これは、中国の女子テニスのアジアおける強さを示すと共に、過去5、6年間のプロ化改革の成果を見せたといえます。中国テニス協会の孫晋芳会長は「確かに意義は大きい。プロの競技にとっても、テニスの普及にとっても、今回の成績は非常に大きな意義がある」と述べました。

 一方、中国だけではなく、アジアの各チームも広州アジア大会でそれぞれの進歩を見せ、サッカーや、水泳、テニス、射撃、フェンシング、重量挙げなどの種目ですばらしい成績を残しました。中国バドミントンチームの李永波総監督はバドミントン女子団体で2位を獲得したタイを高く評価しました。李監督は「長年にわたって、世界のバドミントンの強豪はほとんど変わらなかった。今後もし変わるなら、タイは重要な役割を果たすと思う。アジア大会の団体戦で、タイの男子チームはマレーシアを破った。女子チームは日本とインドネシアに勝った。この進歩は非常に大きい。これは、バドミントンというスポーツを大いに推進していく上でプラスとなる」と語りました。

 進歩を遂げたのは選手だけではありません。広州アジア大会組織員会は、大きな柔軟性を以って、新しい状況に対応する能力をどんどんアップさせ、そのサービスを改善しています。チケットの販売では実際状況に基づいて40万枚のチケットを増やし、より多くの人々を入場させ大会を楽しんでもらっています。また、環境保護や交通運営、安全などの面でもアジア大会組織委員会は努力を重ね、サービスを続けています。

 競技日程は半分過ぎました。11月27日に、広州アジア大会が閉幕しますが、そのときにアジアのスポーツ事業が遂げた成績と進歩は輝きを見せ、アジアのスポーツのレベルアップをより速めていくに違いありません。

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