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広州アジア大会で活躍するスポーツ民間大使

2010-11-17 15:08:41     cri    























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 2年前の北京オリンピックでは、海外チームを率いる中国人コーチが注目されました。アメリカ女子バレーボールのコーチを務める朗平、シンガポール女子卓球のコーチ劉国棟、アメリカ女子体操のコーチを務める喬良…このようにスポーツの国際化に伴って、かつて中国で活躍した多くの優秀な選手やコーチが海外で指導に当るようになって来ています。いま開催中の広州アジア大会でもそうです。そこで今日の中国リポート、海外チームを率いて広州アジア大会に来ている中国人コーチたちを紹介します。

 いまシンガポール女子卓球のコーチを務める今年69歳の周樹森さんは 「人生70古希稀なりというが、私はもう70歳に近く、まだ話は出来るし、頭も働かすことが出来る。仕事をしなければ精神的な支えがなくなり、人がだめになってしまう。いまは毎日体を動かすことが丁度いい。毎日6時過ぎに起きて、8時から訓練を始めていますよ」と話しています。

 周さんはかつて中国の卓球チームや北京市卓球チームでコーチを務めていました。世界のトップレベルの選手を数多く育て上げ、国際的なスポーツ大会で優れた経験を積み上げてきました。去年、周さんはシンガポール卓球総会の要請を受け、女子卓球のコーチに就任しました。

 周さんのほか、海外チームを率いる中国人コーチは今回20人ほどいます。これらの人々は選手たちを指導するだけでなく、中国の文化や友情も選手たちに伝えています。

 中国国内で活躍した選手などがコーチとして海外へ赴くようになったのは1957年からでした。それは国家体育委員会からベトナムに派遣されたコーチたちでした。そしてこれまで53年間、中国は合わせて38種目で124の国にコーチを派遣しました。これらコーチたちは「民間交流大使」と呼ばれ、文化交流の架け橋の役割を果たしています。日本で武術のコーチを務める孫建明さんは。

 「中国武術を教えていますが、武術は中国の文化と密接な関係を持っています。仕事や様子の変化を通じて、自分がしていることは大変意義のあることだと感じました」と語ってくれました。

 孫さんが話していた様子の変化とは、コーチたちの努力により所在国の人々がスポーツだけでなく、中国の文化に深い関心を持つようになったということです。また、シンガポール女子卓球チームを率いる周さんは、就任して1年後の今年の5月に中国チームを破り、世界卓球選手権で優勝を獲得しました。周さんは「選手みんなが、私のことをサポートしてくれているから、私もやる気満々です。お互いに深い絆ができています。細かいことで生活上よく気遣ってくれます。私に文句を言ったことはありません」と話していました。

 これらコーチはその努力が認められ、所在国の政府から多くの名誉を受けているわけですが、異国にいる孤独感と祖国や家族を思う切ない気持ち、それに地元の言葉で話せない苦しみ、単調な暮らし、地元の生活に溶け込めないカルチャーショックなどなど、辛いこともいっぱいです。しかし、その中で、視野が広げられ、自分の元の教育理念と海外の文化、思想との効果的な融合を図ることができました。グローバル化している現在、世界で活躍する中国のコーチたちはますます増えてくるのではないでしょうか。(閣)

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