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 北京日本学研究センター、記念シンポジウムを開催

2010-10-16 20:57:26     cri    

 北京日本学研究センター創立25周年並びにその前身である「全国日本語教師養成クラス」(通称「大平学校」)設立30周年を記念する国際シンポジウムが16日から17日にかけて、北京外国語大学で行われています。

 「世界における日本学研究のすう勢と連携」をテーマにしたこのシンポジウムには中国、日本、韓国、アメリカ、フランス、イギリス、ベトナム及び台湾や香港などの国や地区から日本学の研究者ら200人が参加しています。青山学院大学大学院の青木保特任教授と北京大学の厳紹トウ教授はそれぞれ「21世紀グローバル化の中の『日本研究』―東アジア現代文化圏の形成に向かって」と「"日本学"研究に関する個人的見解」をテーマに基調講演を行いました。その後に開かれたメインフォーラムでは、グローバリゼーション及び金融危機、環境問題など世界共通の問題の解決に向け、日本学研究における国際連携の重要性が強調されました。

 

同シンポジウム二日目の17日は、日本語研究、環境保護、伝統及び近代ビジュアルアート、文学と宗教などのテーマをめぐり、分科会が開かれる予定です。同時に、「第1回全国日本学研究博士フォーラム」、「第6回北京日本学研究センター大平正芳記念財団優秀学位論文授賞式」、「第3回中国日本学研究カシオ杯優秀修士論文授賞式」なども合わせて行われる予定です。

北京日本学研究センターは中国初の中日合作の日本学研究・日本語教育機関として、1985年9月、中国教育部と日本国際交流基金が北京外国語大学構内に共同で創設しました。25年来、延べ1500人(うち600人が大平学校の卒業生)の日本語研究者及び日本語教育者が養成されました。(王小燕)

開会式で挨拶する北京外国語大学・陳雨露総長、日本国際交流基金・小倉和夫理事長、
日本国在中国大使館・丹羽宇一郎大使、中華日本学会・劉徳有名誉会長(左から順)

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