中日平和友好条約締結30周年を記念して、名の知られる在日華人写真家馮学敏氏は9月25日から30日まで、福岡県アジア美術館で写真展「故郷の詩」を開催しています。
25日の開幕式には、武樹民中国福岡総領事、麻生渡福岡県知事ら日中関係者100人ほどが参加しました。
崔天凱日本駐在中国大使は馮学敏氏の写真展開催にお祝いのメッセージを送り、「写真展は中日両国の交流を強化し両国民の相互理解と友情を深めるために積極的な貢献をするよう願っている」と語りました。
麻生渡福岡知事は「中国の雄大さ、故郷への憧憬を見事に表現された馮学敏氏の写真展が福岡県で開催されることは、中国と福岡県との文化交流、相互理解に大きく寄与するものであり、大変意義深く、誠に喜ばしいことだ。本写真展を契機に、福岡県と中国の友好交流がますます盛んになりますことを心から願っている」と挨拶しました。
また、吉田宏福岡市長は「馮学敏氏の写真展故郷の詩の開催により、そうした多様性に富んだ中国のいろいろな側面を、色鮮やかな写真の色彩と共に接する機会が持てることを、福岡市民の一人として大変うれしく思う」と挨拶しました。
馮学敏氏は日本にいながら、よく中国の雲南や貴州などを訪れ写真を撮り続けています。その写真は、日本第36回太陽賞大賞、世界華人芸術大賞金賞を受賞し、2006年国連本部で個展を開き、一部の作品は各地の美術館に収蔵されるほど世界的に名の知られる華人写真家です。
(kokusei)
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