インドのクリシュナ外相は29日、国連総会の一般討論で発言し、先進国が気候変動対策でより多くの責任を負うよう呼びかけました。

　クリシュナ外相はその際「先進国は気候変動対策で力があるので、率先して行動し自身の義務を履行すべきだ。これには、先進国が温室効果ガスの削減に尽力することだけでなく、発展途上国での気候変動の緩和と適応を先進国が援助することも含まれる」と述べました。

　またクリシュナ外相は「インドは、まもなくメキシコのカンクンで開かれる国連気候変動会議で各国が実質的な協定に達するよう希望する」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：大野）