第19回太平洋・島サミットが3日、バヌアツの首都ポートビラで開催されました。
このサミットは太平洋諸島フォーラム・PIFの一部として開かれたもので、参加国の代表は交通運輸、地域経済の一体化の枠組み内での人的な交流、エネルギーの購入、気候変動への対応に対する先進国からの支援などの議題を論議します。また、気候変動とそれによるマイナス影響への対応が今回サミットでは最も重要な議題となっています。
PIFのトゥイロマ・スレード事務総長は席上、「限度のある資源を効率的に運用することを通じて、小さい島国が共同で直面している問題を解決していく姿勢を示したあと「海抜の低い国は気候変動により海面上昇という危険に直面している。今回サミットは、太平洋地域の全ての勢力をいかに結集し、今年末にメキシコのカンクンで開かれる第16回国連気候変動枠組条約締約国会議における小さい島国の影響力を拡大していくことを重点的に検討する」と強調しました。(万)
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