国連気候変動交渉に出席している中国代表団の蘇偉団長は1日午後、ドイツの首都ボンで、先進国は資金支援面で誠意を持ち、発展途上国への追加資金支援を確実に実施するよう求めました。
これは、蘇偉団長が長期協力活動に関する国連気候変動枠組条約の会議で述べたものです。蘇偉団長は「先進国が提出した資金は新たに追加されるものである。国連はこれらの資金を管理し、公開かつ透明、民主という原則を踏まえて使用すべきだ。これは、先進国がこれらの資金を交換条件として、途上国に苛酷な条件を付けることや、又は圧力をかけるなどの行為の発生を防ぐためである」と述べ、「資金の使用は最も発展の遅れている国や小さい島国などを優先に考慮すべきだ」と指摘しました。(万、吉野)
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