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イラン、ブシエル原子力発電所に核燃料を入れる

2010-08-23 16:42:15     cri    























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 ロシアの支援を受け、イランで初めての原子力発電所、ブシエル原子力発電所の原子炉に21日、核燃料が入れられました。これは原子炉が稼動する前のきわめて重要な一歩だとされています。この原子力発電所の様子を取材するため、中国国際放送局のイラン駐在記者が、この原子力発電所を訪ねました。

 ブシエル原子力発電所はイラン南部、テヘランから1300キロ離れた港町、ブシエルにあり、設計容量は1000兆ワットです。1970年代、イランはドイツと共に、原子力発電所を建設することに調印しましたが、1979年のイラン革命とその後のイラン・イラク戦争によってこのプロジェクトは中断されました。1995年ロシアがドイツの変わりにこのプロジェクトを受け継ぎました。その後、資金などの問題で何度も停止しましたが、2009年2月末、この原子力発電所はテスト運行の段階に入り、今年の8月13日、イランとロシアはこの原子力発電所の原子炉に核燃料を入れることを確定しました。

 ブシエル原子力発電所に核燃料が入ることは、世界のメディアの注目を集め、多くの記者がこの原子力発電所を取材に訪れました。この原子力発電所は、世界の石油輸送にとって戦略的意義のあるペルシャ湾の近くにあり、原子力発電所の内部でもペルシャ湾の海水がみられます。この原子力発電所は、半球の形をしている大きな原子炉と聳え立つ煙突からなり、周辺は、高い壁と電気が流れる鉄線に囲まれ、警備も非常に厳しく、ミサイル、レーダー、大砲などが配置され、時々戦闘機も空を飛んでいました。原子力発電所は、隔離フェンスと鉄線によって作業エリアと生活エリアに分けられ、原子炉エリアにはさらに警備員が配置されています。今回核燃料が入れられた1号原子炉の隣に、建設が半分まで進んだ2号原子炉があります。しかし、イランは核燃料を入れるプロセスはメディアに開放しませんでした。また、記者の取材の途中、取材活動は厳しく制限され、例えば、撮影対象は原子力発電所のメインビルだけで、決まった方向と建物だけです。また撮影の途中イラン人がそばについていましたし、専用のバスに乗って、指定された場所で取材することしか出来ませんでした。もし記者が他のエリアに行くと、すぐ注意を受けます。

 記者たちが、原子力発電所を見学していた間、イランのサレヒ原子力庁長官とロシア国家原子力株式会社の責任者、キリエンコ氏はブシエル原子力発電所の会議室で会談を行いました。その後、核燃料入れの式典と共同記者会見に出席しました。

 ブシエル原子力発電所の稼動について、ほとんどのイラン国民は歓迎の態度を示し、西側諸国の制裁のもとで、イランがこのような業績を納めたことに誇りを持っています。イランのメディアは、この原子力発電所の核燃料いれをイランが核計画の発展で納めた大きな成果としたほか、イランとロシア両国関係の修復に注目しています。

 イラン当局の発表によりますと、ブシエル原子力発電所のほか、イランは、さらに、19の原子力発電所を作る計画があります。今後、国際市場で入札活動を行うそうです。

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